「二人は山を登った」舛田 基一牧師(2025年9月、月報247号)
- バルセロナ日本語で聖書を読む会

- 9月30日
- 読了時間: 1分
創世記22章1-12節。神のご加護のもと、順風満帆だったアブラハムに神の言葉が下った。「愛するあなたの独り子を連れて山に登り、彼を焼き尽くす捧げ物としてささげなさい」 信じがたいこの神の言葉には何の説明もなかった。アブラハムは、しかし従った。高齢にしてようやく授かった愛する息子イサクを連れ、彼に薪を背負わせて神の示す山を目指した。そして山頂に着き、息子を縛って祭壇の上に乗せ、刃物をとった。アブラハムが本当に信仰者になったのは、おそらくこの時なのだと思う。信仰とは何なのだろうか。神と人間の世界というものを本気で考えるならば、私たちが生きる社会という、目に見えるシステムに収まっていくようなものが、果たして信仰といえるのだろうか。
★今回はビデオに加え、メッセージの文字起こしをしたドキュメントもありますので、ご希望の方はメールにてご連絡ください。こちらからお送りします。






コメント