...男性だけでも5000人を数える群衆に、主が2個のパンと5匹の魚で夕食をふるまい、残飯が12の籠にいっぱいになった有名な話がテキストです。この理解しがたい話いったい何を言いたいのか、なぜ残飯にまで言及しているのか。今日の新井牧師のメッセージは、この不思議な事件について新しい視点から解釈を展開し、こうした疑問に道を拓き、今日の説教題へとつながっていく、胸に響くメッセージでした。ぜひお聞きください。
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聖書: マルコによる福音書 6章 30-44節
30:さて、使徒たちはイエスのところに集まって来て、自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した。31: イエスは、「さあ、あなたがただけで、人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われた。出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。32: そこで、一同は舟に乗って、自分たちだけで人里離れた所へ行った。33:ところが、多くの人々は彼らが出かけて行くのを見て、それと気付き、すべての町からそこへ一斉に駆けつけ、彼らより先に着いた。34: イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。35: そのうち、時もだいぶたったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、時間もだいぶたちました。36: 人々を解散させてください。そうすれば、自分で周りの里や村へ、何か食べる物を買いに行くでしょう。」37: これに対してイエスは、「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい。」とお答えになった。弟子たちは、「わたしたちが二百デナリオンものパンを買って来て、みんなに食べさせるのですか」と言った。38: イエスは言われた。「パンは幾つあるのか。見て来なさい。」弟子たちは確かめて来て、言った。「五つあります。それに魚が二匹です。」39: そこで、イエスは弟子たちに、皆を組に分けて、青草の上に座らせるようにお命じになった。40: 人々は、百人、五十人ずつまとまって腰を下ろした。41: イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて、弟子たちに渡しては配らせ、二匹の魚も皆に分配された。42: すべての人が食べて満腹した。43: そして、パンの屑と魚の残りを集めると、十二の籠にいっぱいになった。43: そして、パン切れと魚の残りを集めると、十二の籠いっぱいになった。44: パンを食べた人は男が五千人であった。

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